こちらの病院にきてから、移植に備えてできるだけ成長させるために栄養価の高いミルクを飲まさせて頂いていますが、ここ数日の七海は哺乳瓶の乳首をくわえる度に「おえっ」っと飲んでいたミルクを吐き戻しそうになることがあります。そして、ミルクを飲み終えたあと、半分くらい吐き出してしまうことが頻繁にあります。
様々な薬を飲ませているため、胃が荒れているだけかもしれませんが、去年の12月の入院直前もこのようにミルクを吐く回数が極端に多かったので注意して七海の様子を見ています。
またカリウム等の排出を促すために利尿剤を飲ませているため、脱水症状にならないように吐いたミルクの量も考えてミルクを飲ませるようにと、先生から指示を頂いています。

今日の血液検査の結果はここ数日と同じで、カリウム、クレアチニン、BUNなどの数値が高いものの安定しています。先生方が毎日の検査結果を見ながら改善のために処方を検討してくださっています。七海は血中のカリウムの数値が高いので、ミルクはカリウムの含有が低く抑えられているものを与えていますが、そのミルクに一昨日からライスシリアルを混ぜるようになりました。七海にとって初めての離乳食です。カリウムをコントロールする必要があるので、完全に離乳食に切り替えられるかどうかはまだ分りませんがいつもとは違うミルクを飲む姿に少しづつですが成長していることを実感します。


ジャクソン記念病院の病室にて


中山明・美紀子