いつも会の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。

昨年末に最終会計監査を完了して以来、「ななみちゃんを救う会」では余剰金の扱いについて検討を行った結果、移植支援団体に寄付する事に決定いたしました。
また七海ちゃんは今後も引き続き通院での定期的な検査で経過をみていきますが、最近の健康状態は安定していることから「ななみちゃんを救う会」では会則に従い、皆様から寄付頂いた募金の余剰金を、同様な病気の方々を支援する団体である「特定非営利活動法人 日本移植支援協会」に全額寄贈させていただきましたので、ご報告いたします。

■会則(抜粋)
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第12条 (余剰金)
余剰金が出た場合、七海ちゃんの手術後の病状が安定するまでの間凍結することができる。
安定後は同病の方々を支援する団体に寄贈する。
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■寄贈額
¥21,605,337
※最終会計監査時(平成20年12月7日時点)の金額「¥21,596,873」に対して、平成21年4月9日までの利子分が追加されております。
(最終会計報告はこちらをご参照ください。→http://nanami-chan.com/item/121)



寄贈した余剰金は、「ななみちゃん基金」として日本移植支援協会に運営管理を委任しており、今後、七海ちゃんのように海外での臓器移植を必要とする方々への支援のために活用させていただきます。

また、これをもちまして、「ななみちゃんを救う会」にて皆様から寄付頂いた募金を運用管理しておりました口座を閉鎖いたしましたので、ご報告いたします。



今回、口座を閉鎖いたしましたが、通帳は合計で43冊にもなっておりました。2006年1月に募金を開始させていただいてから、この43冊目に至るまでの間、振込みによる募金を頂いた方々だけでなく、街頭募金に足を運んでいただいた方々や、手製の募金箱を持参していただいた方々、新聞やテレビ、ブログなどのマスメディアで七海ちゃんを取り上げていただき、募金にご協力頂いただいた方々、そして「七海ちゃんを救いたい」という気持ちにご賛同頂き、これまでサポートしてくださった全ての方にこの場をお借りして、もう一度感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました!
この皆様の心温まるお気持ちは、今後、日本移植支援協会を通じて、他の支援を必要としている方々へ届けさせていただきます。

■ご両親からのメッセージ
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救う会から「余剰金ついて検討した結果、移植支援協会に委託して移植を必要とされる方を広く支援していただく決定のもと余剰金の引き継ぎが終わりました」との連絡をいただきました。

皆様にご支援をお願いしてから早いもので3年が経ちました。あらためて応援してくださり暖かく見守ってくださっている皆様に深くお礼申し上げます。
私達夫婦の知人が立ち上げてくださった救う会も一区切りを迎えます。長年に渡り私たち家族を支えて下さった救う会メンバーにも心から感謝しております。

移植後はいろいろと心配することもありましたが最近は落ち着いてきました。成長も順調で私たち夫婦も安心しております。今後、外に徐々に活動の場が広がるにつれ様々な事があると思いますので気を引き締めて参りたいと思います。

引き続き暖かく見守っていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

中山明・美紀子
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ななみちゃんを救う会