ななみちゃんについて(2006/01/05)
ななみちゃんのプロフィール
中山家第一子(長女)
氏名 中山七海 (なかやま ななみ)
誕生日 2005年7月15日
出生地 神奈川県
身長 63cm
体重 5838g
ななみちゃんの病歴
2005年 3月18日
6ヶ月の検診の際に多量の腹水が溜まっていることが分る。
3月22日から出産まで
神奈川県立こども医療センターに転院する。
検査入院と定期検診の結果、腎臓が1つしかなくしかも形成不全であることが分る。
腹水が抜けず、尿が出ないため羊水過少が妊娠期間中続いた。出産前に亡くなるか、仮に生れたとしても羊水過少のため肺が成長していない可能性が高くすぐ亡くなるか、あるいは腎臓が機能していないため短時間で亡くなると宣告される。
7月15日こども医療センターにて2656gの女児出産、「七海」と命名。そのままNICU(新生児集中治療室)に入院。 |
7月15日~9月
奇跡的に肺は機能し、腎臓も非常に低いながらも機能していることが分る。慢性腎不全と診断される。
検査と投薬治療を続ける。9月に入り乳児病棟に移動。
9月17日~
投薬で腎機能を補うことができそうなので週末毎に一時帰宅が許可される。
一時帰宅時の在宅投薬の効果を継続的に観察する。
10月21日退院 在宅での投薬と定期的な外来検診にて様子を見る。 |
11月24日
定期検診にて腎機能が低下していることが分る。投薬量を増やし在宅にて経過観察。
12月15日
定期検診にて腎機能がさらに悪化していることが分る。投薬による対処が限界に達したとの判断で、腹膜透析を行うためのカテーテル挿入手術を早急に実施することが決まる。
12月19日ミルクを飲む量が極端に減って、嘔吐したため救急外来に行き緊急入院 |
12月20日
心肺機能が極端に低下、心不全を起こす。
12月22日
容態が安定したのを待って腹膜透析の手術を行うが、お腹の内壁の3/4に内臓が癒着していることが判明し腹膜を利用することはおろか、透析液がまったくお腹に入らないため腹膜透析を断念する。腹膜透析が使えず、膀胱の手術も必要で母親の腎臓を移植ができるまでに成長するには相当な期間がかかること、乳児へ血液透析を長期間続けることは非常に難しいため余命がほとんど残されていないことを宣告される。
12月23日
ななみちゃんを救える可能性がある情報を調べて「あやかちゃんを救う会」や「陽佑ちゃんを救う会」に問合せるうちに、とある移植支援団体の代表の方がマイアミ大学の加藤先生にコンタクトしてくださる。
12月25日
マイアミ大学の加藤先生とコンタクトが取れ、血液透析が継続困難になった場合に献腎移植を行うことでななみちゃんを救える可能性が残されていることが分る。
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