今週は定期診察がありました。また先週末には加藤先生が来日されて他の患者さんと共に診察をしてくださいました。

ここ数ヶ月は感染が頻発していたため、ちょっとした様子の変化にも神経を尖らせて過ごしていましたが、前回の感染からは約1ヶ月半何ごともなく元気に過ごすことができました。退院後のフォローアップ診察で少し感染兆候が残っていたため経過を見つつ過ごしましたが、主治医の先生の投薬指示のお陰もあり、今回の検査結果が良好でほっとしました。主治医の先生には、もう風邪やインフルエンザに、特に親が十分に注意するようにとの指示をいただきました。

入院時は、娘は熱が下がると見た目の元気を取り戻して動き回りたがるため、感染を完治させるまでのプラス数日間の入院での投薬期間をやり過ごすのが大変です。感染時の投薬は基本的に点滴で行うため、入院する必要がありますが、経口投薬で経過観察できるような場合は、自宅で安静にするのが体力的にも精神的にも負担が少なくてすみます。主治医の先生方が安全を優先にしつつ、子供の入院の大変さを親身に考えてくださるお陰で、大変な入院期間を毎回なんとか乗り越えることができます。

加藤先生は、術後の経過を継続的にマイアミで確認してくださっています。また、感染の原因の特定と対応について以前から日本の主治医の先生方と検討してくださっています。今回は今後の感染症の対応を中心に、術後の成長状態など全般的に診てくださいました。すっかりお転婆になった娘の姿に驚かれ、また喜んでくださいました。

娘は最近乗り物に目覚めたようで、手押し車を押してまわったり、三輪車にまたがって手押しを催促します。今のお転婆ぶりを考えると、自分で足漕ぎするようになったら、延々と散歩に連れ回されることになりそうです。

中山明・美紀子