木曜日に加藤先生からお電話をいただき、「今回の肝臓の生検では異常は見つかりませんでした。ただ異常な数値が2回も出ているので今後も経過を見ていく必要があります。」とのことでした。先週退院時の肝臓の状態を示す数値(SGOT、SGPT)は徐々に正常値に向かって下がってきていることは説明していただいていましたが生検の結果がどうなるか非常に気になっていましたので、まずはほっとしました。

今週は金曜日に外来がありました。先週までの血液検査の結果を教えていただいた後、毎週打っている造血剤の注射を打っていただきました。検査数値はSGOT、SGPTともに退院直前の段階で依然として高いものの徐々に下がってきている様子が分かりました。状態が改善しつつあるため、この日の血液検査はありませんでした。来週の月曜日にすることになっています。今週は七海の下痢も嘔吐も落ち着き、私たちも安心して過ごしことができました。

また、今週は初めてのフィジカルセラピー(PT)がありました 。七海は入院が長かったせいか腕の力や腹筋などが弱いため、フィジカルセラピーで体の全体的な動きをトレーニングすることになりました。はじめに七海の運動機能のチェックをして頂きました。そして、七海はまだお座りをすることができないのでこの日のPTはお座りの練習を中心に行いました。まず真直ぐに座らせ、両脇から支えるのではなく、腰の位置を後ろからしっかり支えるよう教えていただきました。自分の意志とは反してお座りの練習をさせられていたので、七海は大泣きでした。
普段はケガをさせないようにと、なるべく軽く柔らかいおもちゃを持たせていましたが、フィジカルセラピーの方に、固く重たいおもちゃを持たせるように指示を受けました。 月齢とともに腕の力を付けるためには、重たいおもちゃで遊ばせてあげることがとても大切だそうです。腕の力はお座りをするとき、上半身を支える大切な働きをすると教えていただきました。
来週からは週2回のペースで、フィジカルセラピーを受けることになります。

中山明・美紀子