昨日の夕方、再び自宅待機になることができました。

先週の金曜日に加藤先生からお電話があり「今週行った血液検査で2回とも肝機能の数値が悪いので、週末体調の変化に気をつけるように」とのご連絡を頂きました。ここのところ七海の様子は落ち着いていて、笑ったり、身体を動かしたり、おもちゃで遊んだりしていたので、肝機能の異常は予想外のことで、腎臓だけでなく肝臓も悪くなってしまったのかと非常にショックを受けました。

そして今週の月曜日の血液検査も肝機能の数値が悪く検査のため入院することになりました。前回入院したPTSU(小児移植病棟)は病室が一杯だったため小児外科病棟に入院しました。入院早々、肝臓だけでなく心臓の検査も含めて血液検査、心電図、レントゲン検査を行い、二日目にはエコー検査、肝臓の先生の内診を受けました。検査の結果、血液検査の数値以外は今のところ問題がないとのことで、継続的に診察と血液検査を行い様子を見ることになりました。
三日目の血液検査で肝機能の数値が正常ではないものの、改善してきていることが分ったため、退院して外来の血液検査で経過を診たほうが、入院し続けて他の病気などの感染のリスクを増すよりも良いとの判断で、夕方に退院しました。今後は腎臓の機能と肝臓の機能を定期的に外来検査と診察で確認していくことになります。

七海の様子は落ち着いていますがミルクの飲みは相変わらず細く、フィーディングチューブに頼っている状態です。特にこの2週間程は飲まずお腹が空いたら自分の指をおしゃぶりしています。ちょうど乳歯が生えてくる時期で下の歯茎には、うっすらと白い歯が見えています。この歯の影響もあり歯茎が痒いのか、乳首を咥えてもミルクを飲もうとせずハグハグと乳首で遊んでいます。今は少しでも身体を大きくするためと脱水を予防するために、飲まなかったミルクはシリンジを使いフィーリングチューブから注入しています。ライスシリアルとアップルソースの離乳食は食べてもよいのですが(カリウムが上がるためこれ以外は食べることがまだできません)、こちらも食べようとしません。食べる時期は必ずくるからと加藤先生がおっしゃって下さいましたが、今の食欲不振は少し心配です。
これが乳歯の生える一時的な影響によるもので、近いうちに食欲が元に戻ってくれれば良いと思っています。

中山 明・美紀子