一昨日、七海が正式に移植待機者として登録されました。
こちらの病院に入院後、容態は安定していましたが、七海は毎日検査を受けており、先生方が今後の医療方針について検討してくださっています。

腎機能が回復したとは言うものの、去年の入院時の最悪の状態と比較して良いというだけで、血液検査の結果はいまだ正常な値ではありません。正常な腎臓と比べると能力は極端に低く、血液透析が必要になりますが感染症や合併症などの考えるとやはり長期間の血液透析維持は非常に困難とのことです。
また次回状態が悪くなった場合、これまでのように回復できるかどうかは不明で、移植は状態が悪くなってからでは間に合わないことも十分に考えられるとのことです。このような現状とこれまでの診断結果にふまえ、移植の成功率を上げるために七海の状態が少しでも良いうちに行うことが望ましいとの判断により、本日正式に移植待機者として登録して頂きました。よって今後は、ドナーの方が現れ七海に適合することがわかれば移植手術を受けることになります。

私達は今の七海の状態は去年退院したときと同じ状態なのではないかと考えていて、数値が徐々に悪化して心臓に負担をかけて去年の12月と同じようなことになるのではないかと危惧しています。
今は体が以前よりも大きくなっており、また手術までに少しでも体を大きくしようと、ミルクをできるだけ濃く、そして多く飲ませています。そのため、腎臓への負担は以前より大きくなっているので心配をしています。

中山明・美紀子