12月初旬に以前から頻発していた感染症に対する処置をして頂き、かなり慌ただしくしていたため更新が遅くなってしまいました。申し訳ありません。年末年始は御陰さまで家族3人で穏やかに過ごす事ができました。

先週は今年初めての診察がありました。診察、検査結果共に良好で感染症の処置もして頂いたため、免疫抑制剤の投薬量を調整して適正なレベルに合わせていくことになりました。まだ風邪やインフルエンザなどに十分に注意が必要な時期なので投薬調整にはリスクが伴いますが、これらは予防接種や外出時の十分な注意で危険をかなり緩和できるため、薬の副作用や適正でないレベルによって引き起こされる拒絶反応のリスクを優先する判断をして頂きました。調整は今までと同様に1ヶ月毎の定期診察で様子を診ながら行うことになります。体調や検査数値の変化に注意して変更に望みたいと思います。

最近の娘は変化が目覚ましく、体力面では以前から相当に活発ですがそれに加えて精神面もだいぶ発達してきました。私達の問いかけは殆ど理解できるようで聞き分けも出てきました。元気に遊び回り、自己主張をしている娘の姿を見ると移植医療のありがたさと素晴らしさを本当に感じます。移植医療は、医療技術だけで成り立つ物ではなく臓器提供という本人やご家族の大変な決断によって支えられている医療です。今の元気な娘があるのは、ドナーになってくださったお子さんと他人を助ける決断をしてくださったご家族、医療関係者の皆様、そして支援してくださっている皆様のお陰です。ご意思に反することのないように今年も一年、毎日を大切に過ごしたいと思います。様々なことに興味を示す時期ですので、今年は安全を第一に色々な経験をさせてあげられればと思います。

今年もよろしくお願い致します。

中山明・美紀子・七海