2歳の誕生日にはお祝いのメッセージをいただきましてありがとうございました。

先月末は再び尿路感染症にかかり1週間程入院しました。発熱後は先生から指示を仰ぎ解熱剤を飲ませ、家で一晩様子を看ました。熱は一度下がりましたが、明け方に再び上がり始めたため救急外来に連れて行きました。感染症は腎臓に悪い影響を及ぼす場合があることや40℃を超える熱が長く続くことが多いため、原因を特定して正しく処置する必要があります。

抗生物質は菌に合ったものを使わなければ効果がなく、多用すると耐性菌が出てきて肝心の時に抗生物質が効かなくなります。菌が完全に特定されるまでには培養などで時間がかかるため、病状や様子を見て投薬のタイミングや種類などを先生方が非常に慎重に対応してくださっています。幸い今回も抗生物質が適合して効いたため半日ほどで熱は下がってくれました。その後も菌を根絶するまで数日に渡って抗生物質を投薬していただき血液検査結果が良好になったため退院することができました。

退院後は感染症予防の観点から、徐々に減らす練習をしてきた夜間の水分補給を元の量に戻すことになりました。また、感染が頻発しているため今後の対応を検討していただくことになりました。

退院翌週の診察と検査結果は特に問題なくほっとしました。入院は家族全員が体力・精神共に消耗するため帰宅後しばらくは通常の生活に戻すのが大変ですが、元気を取り戻した娘の無邪気な笑顔が心の支えになります。

最近は私達の真似をすることが多く、私達が話しかけた言葉をまねて話したり、掃除機で掃除をする真似をしたり、洗濯物を引き出しにしまったりボールと泡立て器で料理の作る真似をしたりと、ごっこ遊びが増えてきました。毎日、寝ているとき以外は大声を上げながら部屋の中を走り回っていますが家事の真似の間だけはおとなしいので女の子だったことを思い出します。

中山明・美紀子